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2008年5月

2008年5月30日 (金)

飛鳥路を訪れて考える、色とかファインダーとか…
『ニコンD300』

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日本最古の寺院「飛鳥寺」を背景にして。

 奈良市街の“夕暮れの奈良町”を散策した翌日、ボクは飛鳥(明日香村)を訪れた。ボクにとって、ここは第二の故郷のような場所。最初に訪れてから25年以上も経つけど、この場所の素朴な農村風景は、いつ訪れても懐かしく、そして新鮮に感じられる。

 今回の撮影機材『ニコンD300+シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC』という組み合わせは、じっくり作画するには少し物足りない気もする。正直なところ「高倍率ズーム」って便利だけど、特に好きなレンズでもないからねぇ…。でも、今回は時間も限られてるから(東京に戻る新幹線の関係で、午後4時過ぎには帰路につかなきゃいけないのよ)、レンズ交換なしでサクサク撮り続けられる高倍率ズームが重宝するんだけどサ。

 昨日はど~んよりとした曇り空だったけど、今日はとってもイイ天気。気温もグングン上昇し、最高気温はなんと30℃に届く勢いである。この季節の「晴天の農村風景」だと、色彩の基調は「青」と「緑」になる。ボクなりに定めたD300の色設定の基本は、ピクチャーコントロール「スタンダード」をクイック調整でコントラストと彩度をマイナス側に1段シフトした状態。…だけど、青と緑が基調の画面だと、もう少し色にインパクトが欲しくなる。ということで、そこから彩度を0に戻した状態を“今日の基本色”にしよう。

 話は変わるけど、ボクは撮影機材の中で「キヤノンEOS5D」をメイン機に据えているけど、それは画質に魅力を感じているから。ボディの作りとか、ファインダー性能とか、連写能力とか、レリーズ感とか…そういった基本性能に満足しているワケではない。だから、もっと基本性能の高いデジタル一眼レフが欲しいと思い続けていた。それも、キヤノンEOS-1D系やニコンD3のような大型モデルではない“ほどほどのサイズ”のモデルをね。

 そんな待望のモデルが『ニコンD300』である。フィルム一眼レフに置き換えると、以前使っていたD200をF100だとすると、このD300はF6に相当すると思う。その違いはズバリ「ファインダー視野率・約100㌫」を達成しているか否か、である。…まあ、飛鳥路の農村風景をの~んびり撮りながら言うことじゃないかもしれないけど(苦笑)。いずれにせよ、ボディのサイズ&スタイルはミドルクラスでも、ファインダー仕様などはフラッグシップ! そんなカメラ『D300』を開発したニコンに、素直に賛辞を贈りたいと思いマス。

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歴史的な施設や遺跡が残されている飛鳥だが、基本的には「素朴な農村」である。ボクは、歴史的なモノよりも、そんな素朴な風景が好きである。青色と緑色が基調になるこの風景、ピクチャーコントロール「スタンダード」からコントラストだけマイナス側に1段シフトした状態で、思い通りの仕上がりを得ることができた。 ◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(18ミリで撮影) Aモード f11 1/320秒 WB:晴天 ISO200 JPEG(RAW+Fで撮影)

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飛鳥を代表する謎遺跡のひとつ「酒船石」。…でも、ボクは周辺の竹林や柿木畑の方が好きだったりして(笑)。低速シャッターでの手持ち撮影だが、こういう状況ではシャッターフィーリングの違いを実感する。D300のシャッター音や手に伝わる感触は、とても小気味良い。 ◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(18ミリで撮影) Aモード f16 1/20秒 -0.3補正 WB:晴天 ISO400 JPEG(RAW+Fで撮影)

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飛鳥寺に近い集落にて。とてもイイ感じの路地である。人の姿は見られないが、そこに住む人々の息吹が感じられる風景…。 ◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(18ミリで撮影) Aモード f16 1/160秒 -0.3補正 WB:晴天 ISO200 JPEG(RAW+Fで撮影)

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2008年5月26日 (月)

高倍率ズーム1本で夕暮れの奈良町を撮り歩く
『ニコンD300』

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元興寺(がんごうじ)の前にて。蘇我馬子が飛鳥に建立した飛鳥寺を移した寺院で、世界遺産にも登録されている。…ま、閉門されてたので中は見てないけど(苦笑)。

 先週末、親戚の法事のために、広島の実家に帰った。GWの帰省は家族も一緒だったけど、今回はボク一人である。今回の法事、出席するのと同時に、撮影(記録写真)も依頼された。割と大掛かりな法事なので、気軽に「コンパクトデジカメでちょこちょこ」というワケにもいかない。そこで『ニコンD300+シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC』という組み合わせで臨んだ。

 その法事も無事に済んで(撮影もこなして)、翌日には東京に戻る…のも何だか勿体ないなぁ。どうせ関西地方とかも通るから、ちょっと寄り道して、ボクがライフワークにしている奈良を訪れてみよーっと!

 16時半過ぎ、JR奈良駅近くのビジネスホテルにチェックインして、撮影に必要のない荷物を置く。そして「ニコンD300+シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC」を肩に、夕方の奈良を散策することにした。興福寺や猿沢池や春日大社、そういった奈良公園内にある施設や場所には何度も行っているので、今回はちょっと違う地域を訪れてみたいナ。

 JR奈良駅を起点にすると、観光客で賑わう三条通を奈良公園方面(東方向)に向かって歩くのが定番コース。でも、このコースもよく歩くので、今回は少し南に移動して、そこから奈良公園方面に向かって歩いた。緩やかな上り坂が続くこの通りは、観光客の姿も少なくて落ち着いた雰囲気がある。そんでもって、右や左に風情のある路地が見受けられる。このあたりは奈良町(ならまち)と呼ばれている一帯。天気はあまり良くないし、すでに夕暮れが近づいている。まあ、そういう状況だからこそ撮れる“古都の風情”もあるからね。さてと、ISO感度を400や800に設定して、じっくりと撮り歩きますかナ!

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電柱に貼ってある鹿のシール。でも、歩行者からは顔が見えない(笑)。 ◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(18ミリで撮影) Aモード f8.0 1/80秒 -0.3補正 WB:晴天 ISO400 JPEG(RAW+Fで撮影)

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緩やかな坂を上りきった所で見つけた、大きな樹の下にある石碑や地蔵。こういった何気ない風景にも、古都の風情が感じられる。 ◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(33ミリで撮影) Mモード f5.6 1/125秒 WB:晴天 ISO400 内蔵ストロボ使用 JPEG(RAW+Fで撮影)

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2008年5月23日 (金)

ズームの広角化だけでなく、各部や各仕様が進化した!!
『オリンパスμ1030SW』

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レンズ周辺の四角い枠が特徴的…というか、まだ少し見慣れない感じ(苦笑)。サイズや重さは、ほんのわずかアップした。カラーバリエーションは、メタルシルバー、メタルブラック、メタルグリーン、の3色(これはシルバー)。

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ズーム広角端の画角比較! 左はμ1030SWで、右はボクのμ770SW。う~ん、28ミリ相当と38ミリ相当だと、こ~んなに違うのかぁ~。あと、μ770SWは色調も少し青っぽいネ(どちらもAWBで撮影)。

 いま、手元に『オリンパスμ1030SW』がある(仕事のために借りてる)。μのSWシリーズと言えば、スタイリッシュなボディなのに「水中撮影OK」&「落としてもOK」という、本格的な防水仕様や耐衝撃性がウリである。そのシリーズの最新&最上位機種がμ1030なんだけど、このカメラは従来のSWシリーズとは違うよ~。そう、レンズ部の枠の形が、逆カマボコ型や丸型から「四角」に変わったのダッ!! …って、もちろん前フリですよ、コレは(笑)。

 いちばん大きな違いは、レンズの仕様(主に画角)が変わったこと。従来のモデルは38~114ミリ相当の光学3倍ズームを搭載していたが、μ1030SWには28~102ミリ相当の光学3.6倍ズームが搭載されている。そう、平凡な3倍ズーム機から“ワイドに強いカメラ”に変わったんだよね。ボクは2つ前のモデル「μ770SW」を持っていて、かなり重宝してるけど、やっぱ「38ミリ相当」の画角には不満を感じてたからねぇ。これが「28ミリ相当」まで拡大されると、そりゃあもう全然違う空間表現が可能になるですヨ!

 でも、これだけじゃないのよ、変わった点は。え~と、前モデルの「μ795SW」と比較すると…有効画素数が710万画素から1010万画素に、耐衝撃の高さが1.5㍍から2㍍に、液晶モニターが2.5型ハイパークリスタル液晶から2.7型ハイパークリスタルⅡ液晶に、スーパーマクロの最短距離が7㌢から2㌢に、リチウムイオン充電池が740mAhのLI-42B(CIPA規格:約220枚)から925mAhのLI-50B(CIPA規格:約260枚)に…と、いろんな点が進化してるんだよねー。

 そんでもって、特長や仕様表には表記されない変更点も見逃せない! DISPボタンが新設されて(それは写真で確認できるけど)再生時の撮影情報表示が自由に切り替えられるようになったこと、リチウムイオン充電池の充電時間が5時間から2時間に大幅短縮されたこと(これまでが長すぎた!)…などなど。う~ん、ここまで変わったら、ボクもμ770SWから買い替えなきゃイカンかねぇ(苦笑)。

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解像感やメリハリ感(コントラスト)に少し不満も感じるが「28ミリ相当の1010万画素の絵」としては、まずまず…かな。画面周辺の像の乱れや歪曲収差もあまり目立たないし。従来モデルよりも色鮮やかで華やかな色再現も好ましい。 ◆オリンパスμ1030SW 28ミリ相当 Pモード f5.0 1/400秒 AWB ISO80 JPEG

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夕陽に映えるツツジの花を「スーパーマクロ」モードで撮影。このモードに切り替えると、広角端から少し望遠側にズームする(自動的に)。その状態でレンズ先端から2㌢まで寄れるので、小さなモノでもかなり大きく写すことができるヨ。2㌢まで寄ったら、こんなモンじゃないからねぇ(笑)。 ◆オリンパスμ1030SW 36ミリ相当 Pモード f4.1 1/80秒 AWB ISO80 JPEG

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2008年5月19日 (月)

「クイック調整」で簡単にカスタマイズ!
『ニコンD300』

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 はいっ、前回の続きでございます。『ニコンD300』のファーストアタック(?)で、このカメラの画質傾向を探ったワケだけど「ピクチャーコントロールをスタンダードに設定しても、少しクドい描写になることがある」という印象を受けた。そこで、もちーっとカスタマイズして“自分なりのスタンダード画質”を確率してみようと思う。ボクの場合、ほとんど「RAW+F」で撮るから「RAW現像で画質を追い込めばイイじゃん」という考え方もできる。でも、せっかくJPEG同時記録で撮るんだから、できるだけ“使えるJPEGデータ”に仕上げたいからね。

 前回も書いたけど、D300のピクチャーコントロールには「スタンダード」「ニュートラル」「ビビッド」「モノクローム」があり、各モードの項目(輪郭強調、コントラスト、明るさ、彩度、色相)を自由に調整することができる。そこで、実際に多用する「スタンダード」と「ニュートラル」のモードを中心に、コントラストと彩度を下げて設定しておきたい。ここで活躍するのが「クイック調整」。これは、そのモードにの各項目を統合的に一括で調整できる機能で、マルチセレクター(十字キー)を右に押して表示される調整画面のいちばん上にあるスケールで調整する(※クイック調整が可能なのは、スタンダードとビビッドのみ)。調整幅はプラスとマイナスそれぞれ2段。でもって、マイナス側に1段シフトさせると、輪郭や明るさや色相は変わらず、コントラストと彩度だけがマイナス側に1段シフトする。あ、これはボクのためにあるような設定だナ(笑)。

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◆ニコンD300 AFマイクロニッコール105ミリF2.8D Aモード f3.5 1/500秒 WB:晴天 ISO200 JPEG(RAW+Fで撮影)
さほど大きくないカエデ(?)の木だけど、チョウが羽根を広げたような実が、とても可愛らしいネェ。そして、若葉の瑞々しい緑色もイイ感じ。ということで、この場面での色再現のポイントは、ズバリ「若葉の緑色」。この色が鮮やかに再現できないとガッカリだもんねぇ~。事前にクイック調整でマイナス側に1段補正した「ビビッド」を選んで撮ったが、まずまず満足できる色再現が得られた。まあ、この被写体&状況ならクイック調整ナシの「ビビッド」でも良かったけど、自分で決めた(設定した)状態であまり問題なければ、それでヨシとする!

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◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(18ミリで撮影) Aモード f16 1/100秒 WB:晴天 ISO200 JPEG(RAW+Fで撮影)
ここ「きたみふれあい広場」は、花壇の花だけでなく、周囲の植え込みの花もイイ感じ。この小さなピンク色の花と、花の間からピョンピョン伸びる葉、それらの色を鮮やかに見せたい。あと、背後の青空(そんなにクリアじゃない)も、できるだけ鮮やかに見せたい。はいっ、だからココでも「ビビッド」をマイナス側に1段補正した設定で撮影したヨ。

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◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(200ミリで撮影) Aモード f8.0 1/320秒 WB:晴天 ISO200 JPEG(RAW+Fで撮影)
花壇を彩るポピーの花は、見頃を過ぎてちょっとヨレヨレ…。その花の中でバッタが休んで(倒れこんで?)いた。ここで問題になるのが花の色。そう、花弁の状態はヨレヨレでも、その朱色はかなり鮮やか。「ビビッド」だと間違いなく色飽和を起こすし、「スタンダード」でも標準設定だと少し色飽和を起こすかも。このあたりが、このカメラの泣き所かもねぇ…。でも、その「スタンダード」をクイック調整でマイナス側に1段補正した状態で、なんとか色飽和を起こさず撮れた。ま、周囲の緑色はちょっとショボいけど(苦笑)。

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◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(65ミリで撮影) Aモード f11 1/1250秒 WB:晴天 ISO200 JPEG(RAW+Fで撮影)
午後5時半を回ったけど、太陽はまだこの高さにある。う~ん、ずいぶん日が長くなったもんだねぇ…。でも、西の空は少しづつ赤く色づいてきた。その色を少し強調するため、ピクチャーコントロールを「ビビッド」に設定…しただけでなく、クイック調整でプラス側に1段補正。この操作により「輪郭、コントラスト、彩度」の3項目が、それぞれ1段ほど高まるのだ。

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2008年5月17日 (土)

「ピクチャーコントロール」で、仕上がりの基本設定を探る
『ニコンD300』

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絶好の撮影日和。さあ、撮るゾっ! 今回の主要レンズは「シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC」。ちなみに、50ミリF1.4とマイクロ105ミリF2.8も持って来たけど~。

 『ニコンD300』を購入した翌日、久しぶりにスカッと晴れたので、さっそく実写に出かけてみよーっ! 撮影場所は、毎度おなじみの神代植物公園でございマス。…ん? 平日なのに、何だか人の数が多いナ。この植物公園では、17日から「春のバラフェスタ」が開催される。そう、ぼちぼち園内のバラが見頃を迎えているんだよね。それでいつもより人が多いのか。

 ボクは、数ヵ月前まで前モデルのD200を使っていた。だから、D300も基本的な操作方法や操作フィーリングは、大体はわかってるつもりである。でも、画像の仕上がり(輪郭、彩度、コントラスト、など)は未知数な部分が多い。単に撮像素子の有効画素数が、1020万画素から1230万画素にアップしただけではない。その撮像素子は、CCDからCMOSセンサーに変更されてるし。

 そんでもって、仕上がり具合を選ぶ機能も「仕上がり設定」から「ピクチャーコントロール」に変更されている。D200の仕上がり設定のモードは「標準」「ソフトに」「鮮やかに」「より鮮やかに」「ポートレート」「カスタマイズ」「白黒」。これに対して、D300のピクチャーコントロールのモードは「スタンダード」「ニュートラル」「ビビッド」「モノクローム」。慣れや好みもあるだろうが、ボクはD300のモードの方がシンプルで好きだナァ。ちなみに、D300のピクチャーコントロールでは、その各モードの内容(輪郭、コントラスト、明るさ、彩度、色相)が自由に調整できる。これに対してD200では「カスタマイズ」のみ、同じような調整(輪郭、コントラスト、カラー設定、彩度、色相)が可能になる。ささやか~っ。

 まずは、標準設定と言える「スタンダード」で撮ってみようかな。…あ、思ったよりビビッドっぽい描写かも。赤やオレンジ系の色再現が割と濃いめだし、メリハリもついている(晴れだからかなぁ)。被写体が“緑が中心の風景”なら問題はない…というか、むしろ「ビビッド」設定でもイイかも。でも、今回のように“赤系統の鮮やかな花”が被写体だと、標準的な「スタンダード」設定でも少しクドい描写になるかもしれない。かといって、これが「ニュートラル」だと、今度は地味になり過ぎるだろうし…。こういう場合には「スタンダード」をベースにして、そこから調整すればイイんだろうな。ま、そのあたりの詳しい話は、また次回かそれ以降に!

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バラの庭園に向かう途中に見かけた、ピンク色の花を咲かせるトチノキ。こういった自然の中の花も味わい深い。「もしかしてビビッド?」と思うくらい、鮮やかでメリハリのある描写になった。 ◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(95ミリで撮影) Aモード f7.1 1/100秒 -0.3補正 WB:晴天 ISO400 JPEG(RAW+Fで撮影)

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高倍率ズームの望遠端で、黄色いバラを背景にして、朱色のバラに狙いをつけた。この朱色の部分、もしかしたらビミョーに色飽和を起こしてるかも…。ま、これもイイ勉強ということで(苦笑)。 ◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(200ミリで撮影) Aモード f8.0 1/250秒 +0.3補正 WB:晴天 ISO200 JPEG(RAW+Fで撮影)

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「スタンダード」をそのままで撮ると、少しコントラストが高めになるかも。う~ん、花の周囲の葉や地面の部分が、ミョーに暗く沈みがちだナァ…。ここでは、わずかにプラス補正をおこない、全体を少し明るめに再現した。 ◆ニコンD300 シグマ18-200ミリF3.5-6.3DC(18ミリで撮影) Aモード f11 1/125秒 +0.3補正 WB:晴天 ISO200 JPEG(RAW+Fで撮影)

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2008年5月15日 (木)

ついに買ったヨ、D300! まずはマイメニュー登録など…
『ニコンD300』

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夕暮れのファミレス店内で、買ったばかりのD300ボディに持参した50ミリF1.4を装着して、いろいろ設定&近場のモノや景色を試し撮り!

 今年一発目のネタ「2008年のカメラ購入計画を練る…」で、今年買うカメラの本命に挙げていた『ニコンD300』、ようやく買いましたですヨ。桜の季節には間に合わなかったけどね。いや~、予想以上に資金づくりに苦労したよ、ホント。最終手段に訴えたからね。以前にブログ上で誉めちぎった“あのカメラ”や“このレンズ”とか、いろいろ売ってようやく必要な資金を確保。ま、何を売ったかは言わない方がイイかも、興醒めしちゃうからサ(苦笑)。

 “念願の買物”が成就したら、真っ直ぐ帰宅してじっくりと…なんて悠長なコトは言ってられませんっ。カメラ店近くの喫茶店やファミレスに駆け込んで、速攻でいろいろ操作したり設定したくなるのが人情ってモンです。…でも、どこから手をつけようか? D300の取説はぶ厚いよ~。設定項目とか多いからねぇ。ま、その方が燃えるけど(笑)。

 そうねえ、まずは「マイメニュー」でも登録しておくかナ。この機能は、各種メニュー(再生、撮影、カスタム、セットアップ、画像編集)の中にある膨大な設定項目の中から、必要な項目を「マイメニュー」というタブの中に登録しておける機能。これによって、使用頻度の高い設定項目が、迅速に選んで設定できるから便利。ん~、何を登録しておくかな? ピクチャーコントロール、ISO感度、感度自動制御(オンオフ切り換えのみ。数値の変更はココではできない)、画質モード、画質サイズ、アクティブD-ライティング…。まず、このあたりを登録しておくか。ちなみに、ここに挙げた項目の中には「専用ボタン+ダイヤル操作」で設定できるモノもある。でも、そういった項目も「マイメニュー」内で確認できた方が便利だから、あえて登録したのである。まあ、実際に撮影していくうちに、項目内容や並び順とか変更するだろうけどネ。

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ようやく買ったD300に50ミリを装着し、感慨深い気持ちで撮ったファーストカット…がコレかよ。プチあんみつ(笑)。このカメラのAWB(オートホワイトバランス)ってミックス光に強そう。ちなみに、高感度時の画質をチェックしたいため、あえて必要以上に高感度に設定した。 ◆ニコンD300 AFニッコール50ミリF1.4D Aモード f1.4 1/1600秒 AWB ISO1600 JPEG(RAW+Fで撮影)

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窓の外の外灯を「アクティブD-ライティング・標準」に設定して撮影!! …って、まあ、それだけなんスけどね(苦笑)。 ◆ニコンD300 AFニッコール50ミリF1.4D Aモード f2.0 1/1250秒 AWB ISO400 JPEG(RAW+Fで撮影)

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2008年5月13日 (火)

バランスの良い高性能な標準ズーム、と言えば…
『オリンパスZUIKO DIGITAL ED 12-60ミリF2.8-4.0 SWD』

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 「標準ズーム」は、交換レンズ群の中で最も使用頻度の高いレンズである…とは限らないけど、いろんな被写体や撮影状況に対応できるレンズであることは間違いない。ボクが標準ズームに求めるのは“仕様のバランスが取れてること”かな。ここ1年くらいの間に発売された製品の中で「これはバランスの良い標準ズームだなぁ」と感心したのは、昨年秋にE-3と同時にデビューしたオリンパスの『ZUIKO DIGITAL ED 12-60ミリF2.8-4.0 SWD』。コレがイチオシだね、ボク的には。

 35ミリ判換算で24~120ミリ相当という広めの画角をカバーしつつ、開放F値は「F2.8-4.0」をキープ。他の標準ズームだと、開放F値がズーム全域「2.8」の大口径タイプか、望遠端が「F5.6」まで暗くなるタイプが多い。個人的には、その中間に位置する標準ズームが好みなんだよね。画角は大口径タイプよりも少し広めで、開放F値は“ほどほどに明るい”製品がイイ。そう、いくら手ブレ補正機構を搭載していても(レンズ側で補正するカメラの場合)、望遠端(中望遠の画角)の開放F値が「5.6」だと少しさびしいからサ。この12-60ミリF2.8-4.0は、そのあたりのバランスが絶妙。また、ズーム全域で25㌢まで寄れるのも大きな魅力!

 …でもって、描写性能もかなり高いんですわ。E-3を借りて実写チェックした時に、ボディの優秀さよりも、このレンズの描写性能の方が、より強く印象に残ったくらいだから(笑)。少し離れて撮ったシーンの細密感や画面の均一性とか、ホント感心しちゃったからねー。

 ただし、ボディとレンズのバランスを考えると、このレンズに見合うカメラは、やっぱフラッグシップ機のE-3になっちゃうかな? 「ハイグレード」クラスの製品としては、そんなに驚くほど大柄なレンズじゃないんだけど、E-520やE-420はあまりにも小型軽量すぎるからねぇ。う~ん、キヤノンEOS40Dクラス(サイズや機能や仕様)のボディがあればベストなんだけど(苦笑)。

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走る列車がすぐ目の前までやってきた。その瞬間が「望遠端で絞り開放」という条件で、ばっちりAFでピントが合った。さすがはSWD! ◆オリンパスE-3 ZUIKO DIGITAL ED 12-60ミリF2.8-4.0 SWD(60ミリで撮影) Mモード f4.0 1/2000秒 WB:晴天 ISO200 JPEG(L/FINE)

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日没後の西空を背景に、暮れなずむ桜の枝をクローズアップ。「最短ズーム全域25㌢」と「開放F4.0」が、このフワッとした雰囲気を作り出した。 ◆オリンパスE-3 ZUIKO DIGITAL ED 12-60ミリF2.8-4.0 SWD(60ミリで撮影) Aモード f4.0 1/125秒 WB:晴天 ISO400 JPEG(L/FINE)

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2008年5月 9日 (金)

手軽で実用的なワイコンを使ってみる
『リコー キャプリオGX100』

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ワイドコンバージョンレンズDW-6を装着すると、撮影者は何もしなくても、その焦点距離の情報がExifデータにも反映される。これは便利~!

 え~、GWも終わりまして、すっかり平常モードに入ってますが、GW前半に帰省先でのんびり過ごしたツケが回ってきて、GW後半から現在(東京)にかけて、原稿執筆の遅れを取り戻すのに四苦八苦してますヨォォ~(泣)。

 さて、今回の帰省では、買って間もない『リコー キャプリオGX100』を持って帰ったワケだけど、それと一緒に『ワイドコンバージョンレンズDW-6』も持って帰った。…といっても、コレは仕事で借りてたヤツを、ちょっと流用させてもらったもの。専用アダプターHA-2を介して装着したその姿は…そう、何となくタムロンの初代28-200ミリに似てない?

 まあ、この手のワイコンとしては小さい方だと思う。中には「ヤカンの蓋かよ!」とツッコミたくなる巨大な専用ワイコンもあるからねぇ。…まあ、どこのワイコンかは言いませんが(笑)。

 気になるのは、これを装着した際の画質だよね。え~、結論から言いますと、なかなか良好でしたヨ。当然、キャプリオGX100が「高画質を目指して作られたカメラ」というコトを念頭に入れてね。

 広角端の19ミリ相当は、絞り開放付近で画面周辺に像の流れが見られるが、この現象はカメラ単体(24ミリ相当)でも見られる現象。では、ワイコンを装着して望遠側にズームしたら、画質はどうなるか? ワイコンの使い方としては間違ってるのかもしれないけど、ワイコンを外す時間が惜しいので、そのままズーミング…という方法は、使う側からすると真っ当な撮影スタイルだと思う。で、結果は意外と良かったりした。絞り開放でチェックしたけど、ズーム中域も望遠端(57ミリ相当になる)も、画面周辺部とかに目立った乱れは見られなかった。

 このワイドコンバージョンレンズDW-6、すでに返却しちゃったんだけど。撮影時の使い勝手を思い出したり、パソコン画面で描写をチェックしてると、何だか欲しくなってくるナァ~。

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ツツジの花にマクロモードでドーンと寄る。…が、あまりに画角が広いので、どうしても周囲が空いちゃう。ま、これ以上寄ると、花にカメラの影がかかっちゃうからね~。でも、花がドーンと迫ってる感じは出てるよネ。 ◆リコー キャプリオGX100+DW-6 19ミリ相当で撮影 Aモード f6.5 1/410秒 -0.7補正 WB:屋外 ISO80 JPEG(10M/FINE)

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実家の裏の田畑は、ボクの「写真の原点」的な場所。あ~、イチジク(もしかしたら柿かも)の若葉が柔らかそうでイイねぇ~。ここでもマクロモードで寄る。超広角レンズでこういう撮り方をすると、画面周辺のボケた背景がイヤらしく像が流れたりすることが多い。でも、このGX100+DW-6のマクロ時の描写では、そういう流れは見られなかった。 ◆リコー キャプリオGX100+DW-6 19ミリ相当で撮影 Aモード f5.1 1/410秒 -0.3補正 WB:屋外 ISO80 JPEG(10M/FINE)

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実家では、ウチの両親が孫のためにコイノボリが揚げてくれていた。で、その様子を記念に撮ろうとするんだけど、コイノボリの支柱がけっこう高いのヨ。すぐ後ろには家が迫ってるので、これ以上は下がれないし…。はい、こういう場合に超広角19ミリ相当のワイドな画角が生きるんですネー。ド逆光での撮影だったので、少しゴーストが発生したが、カメラアングルをうまく調整すれば、このようにあまり目障りにはならない。 ◆リコー キャプリオGX100+DW-6 19ミリ相当で撮影 Aモード f5.7 1/1410秒 -0.3補正 WB:屋外 ISO80 JPEG(10M/FINE)

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2008年5月 4日 (日)

広角なだけじゃない! ズーム全域で寄れるマクロのスペシャリスト機
『リコー キャプリオGX100』

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早朝の裏の畑で、朝陽を浴びる草花や野菜の撮影を楽しむ(キャプリオGX100をサヤエンドウの棚に掛けて)。ちなみに、付属する液晶ビューファインダーは持参しなかった。

 只今、広島の実家に帰ってマス(GWの帰省)。例年なら、年末年始に帰省したら、次の帰省はお盆なんだけど「たまには新緑のキレイな季節に帰りたいナァ~」ということで、この時期にも帰ることにした。さて、今回持参した撮影機材は、オリンパスE-510とダブルズーム(14-42ミリ、40-150ミリ)と、キヤノンIXYデジタル810IS。そして、『リコー キャプリオGX100』である。

 このキャプリオGX100、約1カ月前に購入したモノだけど、実は約1年前に発売された時にデジキャパ!で実写レポートしてるんだよね。その時には、24-72ミリ相当の光学3倍ズームや、RAW+JPEGの画質設定などに魅力を感じながらも、レンズ保護が“キャップ着脱式”という点に違和感を覚えたので購入には至らなかった…。

 でも、最近になって、カメラやレンズ等の「ブツ撮り用コンパクト機」として再評価。このカメラ、マクロモードに切り替えると、ズーム全域で寄れるんだよね。広角端1㌢で、望遠端でも4㌢まで寄れる(いずれもレンズ先端部からの距離)。広角端など特定のズーム域で1㌢や2㌢まで寄れるカメラは多いけど、それ以外のズーム域だと途端にマクロ能力が落ちてしまう(寄れない)。だから、ブツ撮りとかでストレスを感じちゃう…。でも、キャプリオGX100のマクロモードなら、こういったストレスから解放されるのだ。ちなみに、リコーのコンパクトデジカメは、伝統的にマクロ能力が高いのよね。

 このように、キャプリオGX100は「ブツ撮りのスペシャリスト機」として選んだワケだけど、その類まれなるマクロ機能は、自宅(実家)周辺の草花や昆虫などの撮影に、すんごく重宝してマース!

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田植え前の水田の畔で、草にとまる小さな虫をクローズアップ。24ミリ相当の広角の画角で、周囲の情景をも写し込む。極端に寄るため、カメラやレンズ部の影が写り込まないよう注意した(カメラ位置やアングルを考えて)。 ◆リコー キャプリオGX100 24ミリ相当で撮影 Aモード f5.1 1/164秒 -0.3補正 AWB ISO80 JPEG

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色鮮やかなピンク色のツツジの群生の中の“小さな葉”を72ミリ相当の望遠域で切り取る。「72ミリ相当で4㌢まで接近可能」というパフォーマンスにより、広角マクロとは違う絵作りが可能になる。 ◆リコー キャプリオGX100 72ミリ相当で撮影 Aモード f4.4 1/189秒 -0.3補正 AWB ISO80 JPEG

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